本日 22 人 - 昨日 5 人 - 累計 38193 人

価値の提案という『営業』

 今の日本国内ではおそらく殆どの場合、狭義で営業と言えば『価値の提案とそれによる需要喚起』と同義ではないでしょうか。

 放っておいても売れるものを売ることを営業とはあまり言いません。

 放っておいても売れるものはすでに散々デフレに晒され、とくに旨みも無い場合が多く、山積みの量産品売り場を想像させます。

 営業しなくては売れないものは、営業するだけの価値があると判断されたものです。

 つまり、新たな付加価値、予想外の効果、隠された機能、使い込むほどに愛着の沸く形、後で気がつくメリット、先々の保証、何らかの予防効果、などなどです。

 素人である一般消費者が一目や短期間では気付けないメリットを教え諭し、価格以上の価値がそこにあると他人を説得できた時、営業は花開き実を結びます。